青春ドラマといえば、1996年にフジ系列で放送されたこの作品を挙げる人も多いでしょう。当時の若者のハートを鷲づかみにしました。ドラマのタイトルにも採用された「白線流し」とは、高校生たちが卒業式の日に学帽の白線とセーラー服のスカーフを一本に結びつけて川に流すという、なんとも粋な行事です。ドラマの舞台は、松本市にあるとされる架空の「松本北高校」。酒井美紀演じる七倉園子、長瀬智也演じる大河内渉の二人を中心とした男女7人の恋愛や友情が描かれていました。音楽を手掛けたのは、岩代太郞(いわしろ・たろう)。ドラマの主題歌だったスピッツの《空も飛べるはず》も大ヒットしましたが、この岩代の《MY OWN LIFE》も根強い人気を誇ります。聴くと、青春の一コマがよみがえるという人も多いでしょう。岩代は1965年、東京都の生まれ。東京藝術大学作曲科も首席で卒業、大学院修士課程も首席で修了しています。以後、多彩なジャンルで活動しています。
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